【G1】スプリンターズS2022無料予想 中山競馬場

G1 スプリンターズS

【スプリンターズS2022】操縦性高くパワーも◎好枠活かし3歳牡馬がスプリント界の天下獲りへ

秋競馬最初のGⅠレースであるスプリンターズS(GⅠ/芝1200m)が2022年10月3日(日)、中山競馬場で行われる。

過去10年で1~3番人気の馬の成績が【9.7.1.13】と実に9勝を挙げており、一見人気通りの固い結果になりがちと見られなくもないが、5番人気以下の馬も【1.3.9.108】と3着内率は40%ほどあるので、紐荒れ決着も比較的多い。

また、前走セントウルS組が過去10年で【6.5.2.43】と勝利数は一番多いものの、率としては他路線組と比べそれほど高くない。データだけでの上位人気馬の過信は禁物といえるので、基本ながらも人気薄への警戒をいつも以上に強めていきたい。

中山らしいパワーと持久力+「イン有利の馬場」を味方にできるのは

今週で中山競馬場は4週目の開催になる。3日間開催もあったので、レース当日は「第4回の9日目」となるが、先週Cコースに替わったばかりなのでまだまだ馬場の状態は良好。

先週のセントライト記念でも、勝ち馬は内から抜け出し、内枠の馬でのワンツースリー。逃げたバビットが4着に粘ったようにまだまだイン有利。

今週は雨の影響はなさそうで、大きく馬場状態も変わらないことが予想されるので、引き続きこの傾向は継続されると見ている。

また、中山芝1200mのコースはスタートからしばらく下り坂が続くので、前半のラップが速くなりやすく全体的なペースもスプリント戦らしいハイペースやミドルペースになりがち。

ホームストレッチに向くと最後には高低差2.2mの急坂があるので、ただ単純にインをうまく立ち回れるだけではなく、速いペースで走り続けられる持久力と急坂を物ともしないパワーも求められる。

今年はメンバー構成的にも今開催の馬場傾向的にも、2020年にグランアレグリアが大外から豪快に差し切って勝利したときのような速いペース、外が伸びる馬場にはならないと考えている。

基本的には枠順含め、展開的にロスなく競馬が出来そうで、上記の要素を備えた馬から入っていきたい。

◎⑦ウインマーベル

ウインマーベル
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走はキーンランドCで2着だったウインマーベルを本命視。前走は、早めに抜け出して外に寄れたところを修正している際に、後ろから来ていたヴェントヴォーチェに刺された。

そこから再度差し返そうと盛り返し、最後まで離されなかった点から対古馬戦でも十分通用すると判断。今回は急坂のある中山に替わり、よりパワーが問われる舞台になるが、実績・血統的にも同馬にとっては歓迎。

操縦性も高く、中団前目~先行して最後はしっかり脚を使ってくれるタイプなので、7番枠という内すぎず外すぎずという枠順も良いだろう

。前走から斤量は1kg増えて、持ち時計もイマイチという点もあるが休み明け2戦目で調教内容も間違いなく良化傾向。成長力のある3歳伏兵牡馬の一発に期待したい。

◯⑫ヴェントヴォーチェ

そのウインマーベルに前走キーンランドCで勝利したヴェントヴォーチェ。4走前の春雷Sでは1:06.8という勝ち時計もさることながら、2着馬に0.5秒差の圧勝。

中山芝1200mではGⅠ級のパフォーマンスが見せられることを印象付けた。その後は、元来の揉まれ弱さなどが影響し、着順が振るわないレースが2走ほどあったが、前走のようにスムーズに伸び伸び走れれば能力は確か。

この夏は遠征競馬が多く、多少レースの使いすぎな印象はあるが、今回引いた枠順は揉まれにくい外目の12番枠。外が伸びなさそうな馬場という点は考慮し、内枠のウインマーベルの逆転ありと見て対抗評価までとした。

▲⑬メイケイエール

2走前の京王杯SC、前走のセントウルSをともに快勝。現在2連勝で勢いに乗るメイケイエール。特に前走は、内枠有利の展開の中、5番手から外を回して0.4秒差の圧勝。

現在のスプリント路線で能力は間違いなくトップクラスだろう。ここ2戦は課題である折り合い面も特に問題なかったが、今回は内伸びが想定される狭い中山。

馬群はインに密集するだろうことを考えると、13番枠という枠順から出来る限り揉まれない無難な外目を回って来るだろうことが予想される。高松宮記念のような結果も再度ありそうなので、絶対視はまだまだ不安。単穴までとした。

☆⑨ナムラクレア

続いて前走北九州記念で3着のナムラクレア。前走は外枠スタートで好位が取れず、最後の直線もチグハグな進路取りで脚を余してのもの。スムーズであれば間違いなく勝ち負けだっただろう。2走前の函館記念は斤量50kgという恩恵があったものの、勝ち時計1:07.2と速い時計にも対応した。3走前の桜花賞では、適距離でないマイルもロスなくインで競馬することによって3着まで粘っており、内々で揉まれる競馬も問題ないことを証明。完成度の高い牝馬なので、今回の斤量53kgは間違いなく有利で、鞍上の浜中騎手は、同馬がミッキーアイルの子ということもあり相当な思い入れがある様子。ナムラクレアも一発の可能性が十分ある1頭だ。一発の可能性が十分ある1頭だ。


その他の馬は高松宮記念の勝ち馬⑥ナランフレグ、スプリント重賞2戦連続2着の⑩タイセイビジョン、鼻出血の影響は気になるが展開が向けば怖い⑪トゥラヴェスーラ、目標はマイルCSだろうことから割引の⑮シュネルマイスターの全8頭で馬券を構成していきたい。

G1 スプリンターズステークスの勝負買い目はこれだ

単勝…⑦ウインマーベル<1点>
複勝…⑦ウインマーベル<1点>
馬連…⑦ウインマーベル→⑫ヴェントヴォーチェ、メイケイエール、ナムラクレア<3点>
3連複1頭軸流し…⑦ウインマーベル→⑥⑨⑩⑪⑫⑬⑮〈21点〉

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