宝塚記念を占う一戦である鳴尾記念
今年で76回目を迎える歴史のある鳴尾記念。宝塚記念のステップレースとして使う陣営が多く、2021年ユニコーンライオンや2015年ラブリーデイなど、ここを勝利して宝塚記念で好走をした馬も多い。
今年は素質馬ソーヴァリアントや、中山金杯や金鯱賞で好走を続けているフェーングロッテンなど楽しみなメンバーが揃った。また、新潟大賞典の覇者カラテや、重賞で好走を続けるボッケリーニ、大阪杯2着・宝塚記念3着と実績抜群のモズベッロなど、有力な7歳勢が多く揃った。
6月末に行われる宝塚記念の前哨戦として目が離せないレースになるだろう。
好相性の池江厩舎は軽視禁物
この鳴尾記念を大の得意としている厩舎がある。それが池江泰寿厩舎だ。池江厩舎はこれまで通算14頭を送り出し【6・0・1・7】という成績を残している。2015~2018年までは4連勝するなど、池江厩舎はとにかく鳴尾記念と相性がいい。
去年もヴェルトライゼンデで勝つなど、勢いは健在だ。
今年は、サトノルークスとボッケリーニの2頭を送り込む。特にボッケリーニに関しては、G1ではなかなか結果を出せていないが、G2やG3では好走を続けている。厩舎の相性を考えると確実に抑えておきたい一頭である。
過去10年で7,8枠で5勝を挙げている
枠順別の成績を見てみると、外枠が好成績を残している。ここ10年で7,8枠から優勝馬が5頭、2着馬も5頭も出ているのだ。
・7枠【2・3・0・14】
・8枠【3・2・0・15】
ここ10年で連対した馬20頭のうち、半数が7,8枠馬。外枠に入った馬は無条件で狙ってみるのも面白いだろう。
狙うは4,5歳馬
今年のメンバーを見てみると、やや高齢馬が多い印象を受ける。日経賞2着と好走したボッケリーニ、前走新潟大賞典で3つ目の重賞タイトルを手にしたカラテは共に7歳。他にも、7歳のモズベッロやヒンドゥタイムズなど、少しばかり高齢馬が多く集まっている。
鳴尾記念のここ10年の年齢別成績を見てみると、中心は4,5歳馬だ。
・4歳【2・3・4・7】
・5歳【5・3・1・18】
・6歳【2・2・3・36】
・7歳【0・2・2・17】
・8歳以上【1・0・0・13】
これを見ると手を出せるのは6歳までで、7歳馬は厳しいといえる。ただし、年々サラブレットのピーク年齢というのは上がっていることを考えると、年齢だけで判断するのは危険かもしれない。
G3 鳴尾記念の勝負買い目はこれだ
【買い目】
三連単マルチ軸1頭相手5頭
軸
④フェーングロッテン
相手
①グラティアス
⑦マリアエレーナ
⑨アドマイヤハダル
⑫ボッケリーニ
⑭ソーヴァリアント
各100円 合計6,000円
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