歴史のある牝馬重賞クイーンS
今年で71回目を迎えるクイーンS。札幌競馬場で行われるということで、洋芝適性が求められるレースでもある。
今年のメンバーを見てみると、オークス3着馬のドゥーラといった3歳馬の出走が目立つ。近年は3歳馬の出走があまりなかっただけに、この世代の馬たちの取捨選択が鍵になるだろう。
他には前走函館記念で2着に入ったルビーカサブランカ、暮れの有馬記念で4着と健闘したイズジョーノキセキなど、実績のある牝馬たちがしのぎを削る。
近年のクイーンSでは3歳馬の苦戦が目立つ
ここ10年で3歳馬が11頭、このレースに挑戦してきた。結果は【1・0・0・10】とアエロリットが2017年に勝利した以外は馬券に絡めていない。やはり、この時期の3歳馬と古馬の力というのはまだ大きいと考えられる。
今年は3歳馬が4頭登録。そのうち3頭が重賞ウイナーだが、NHKマイルCを制していたアエロリットほどの実績はなし。ここでの信頼度は落ちるといえるだろう。
1番人気の好走率が高いレース
人気別の成績を見てみると、1番人気が着実に結果を出しているのがわかる。過去10年で1番人気を背負った馬は【3・3・2・2】と、馬券に絡めなかったのはわずか2頭のみ。
また、2番人気の過去10年の成績は【3・0・1・6】となっており、過去10年で1,2番人気の馬で6勝を挙げている。過去の配当を見ても大きく荒れていることもなく、堅く収まるレースだといえるだろう。
上位人気以外で狙うのなら、8番人気をおすすめする。過去10年で【0・2・2・6】と人気の割に馬券に絡んでいるケースが多い。配当を考えると8番人気の馬を狙ってみるのも面白いだろう。
1枠と2枠を狙おう
このレースは内枠の馬の成績がかなりいい。1番と2番に入った馬は過去10年でそれぞれ、5頭ずつ馬券に絡んでいるのだ。去年のレースに関しては、1番→4番→2番と内枠に入った馬だけで決まるなど、かなり内枠有利の傾向がある。
札幌開催はまだ2週目ということもあり、内はそこまで荒れていないということを考えると、距離ロスなく走れる内枠の馬を狙いたい。
フランケル産駒に注目
洋芝である札幌競馬場。このレースに強いのがフランケル産駒。元々函館競馬場や札幌競馬場といった洋芝適性がある産駒が多い種牡馬であるフランケル。クイーンSに関しても【0・1・2・0】と、出走馬全頭が馬券に絡んでいる。
今年のメンバーの中でフランケル産駒はサトノセシルのみ。去年2着に入っている馬ということもあり、おすすめしたい一頭だ。
G3 クイーンSの勝負買い目はこれだ
【買い目】
三連単1頭軸マルチ相手5頭
軸
⑤サトノセシル
相手
①コスタボニータ
④ルビーカサブランカ
⑦ドゥーラ
⑩イズジョーノキセキ
⑫ミスニューヨーク
各100円 合計6,000円
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