【G2 紫苑S2023】中山競馬場過去データの傾向から予想

G2 紫苑S2023

今年からG2格上げとなった紫苑S

夏競馬が終わり、ついに秋競馬がスタートする。秋競馬一発目の重賞は秋華賞トライアルである紫苑S。今年からG2に格上げになった紫苑Sでは、ノームコアやファインルージュ、スタニングローズなど、後に活躍する馬を多く輩出している。

今年は、オークス6着ヒップホップソウル、NHKマイルC6着モリアーナなどが登録。登録メンバーを見てみるとそこまで抜けた馬がおらず、予想する側にとって難しいレースになるだろう。

ヒップホップソウル
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開幕週だが外枠が有利

開幕週に行われる重賞ということで、内枠が有利であるように思えるがそんなことはない。紫苑Sは外枠馬のほうが好成績を残している。オープン時代を含めた過去23回の枠順別成績は以下の通りだ。

・1枠【1・5・3・24】
・2枠【3・1・3・40】
・3枠【1・3・2・33】
・4枠【2・2・3・34】
・5枠【5・4・2・30】
・6枠【4・2・4・34】
・7枠【2・3・2・43】
・8枠【5・3・4・41】

これを見ると、狙うは5枠以降の馬だろう。過去23回の3着以内に入った馬69頭中、5枠以降の馬が40頭を占める。5枠以降の馬を中心に買い、内枠で買いたい馬がいるのなら頭ではなくヒモまで。開幕週だからと内枠を狙いたくもなるが、このレースに関してはやめておいたほうがいいだろう。

牝馬に強い厩舎が好成績を残している

牝馬限定戦ということで、牝馬に強い厩舎が好成績を残している。アーモンドアイなどを育てた国枝厩舎は通算【1・2・2・4】と半数以上が馬券に絡んでいる。今年は、前走1勝クラスで上がり33秒台で制したアップトゥミーで参戦する。

また、レイパパレやスタニングローズを育てるなど、こちらも牝馬に強い高野厩舎も【1・1・0・2】という、母数は少ないがまずまずの成績を残している。今年はサンデーRの期待馬ダルエスサラームを送り込む。牝馬に強いこの2つの厩舎の馬は狙っておいたほうがいいだろう。

前走1勝クラスの馬は力が足りない

前走別成績を見てみると、1勝クラスを走ってこのレースに臨む馬の成績が悪くなっている。前走1勝クラス組は【0・1・1・29】と31頭中、わずか2頭しか馬券に絡めていない。

やはりこの時期まで1勝クラスを走るような馬は、元々の実力に疑問が残る。今年も前走1勝クラス組が何頭か登録しているが、避けたほうがいいだろう。

G2 紫苑Sの勝負買い目はこれだ

【買い目】
三連単1頭軸マルチ相手5頭


⑭グランベルナデット

相手
②モリアーナ
③ヒップホップソウル
⑤キミノナハマリア
⑯アップトゥミー
⑰ダルエスサラーム

各100円 合計6,000円

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