近年は波乱の決着となっているプロキオンS
ドバイ帰りのリメイクや、前走かしわ記念2着のタガノビューティーなどが参戦する今年のプロキオンS。
このレースは元々そこまで荒れる重賞ではなかったが、ここ数年は波乱の決着となっている。2022年は三連単の配当が71万円、2021年は194万円がつくなど、穴党にはたまらないレースに変貌している。
人気馬が実力を出せるか、それとも低実績の馬の一発があるのか、目が離せない一戦になる。
過去10年の勝ち馬のうち8頭が当該コースでの実績を持っている
このレースの過去10年の成績を見ていると、勝ち馬のうち8頭が当該コースでの連対実績を持っている。中京ダート1400mで実績を持っている馬は積極的に狙っていきたい。
今年登録しているメンバーの中で、中京ダート1400mを得意としているのは【3・1・0・0】のジレトールだ。条件戦を勝ち上がり、前走ではOPで2着に入るなど、本格化の兆しが見える。ここで狙ってみるのも面白いだろう。
また、ドンフランキーも【2・0・0・0】と中京1400mでは負けなし。馬場状態問わず好走を続ける馬ということもあり、信頼できる一頭だ。
5歳はやや成績が悪い
年齢別成績を見てみると、中心は4~6歳馬だ。しかし、5歳馬については、頭では買いづらい成績が残っている。
・4歳【5・2・0・20】
・5歳【1・3・4・30】
・6歳【4・1・2・22】
5歳馬の勝率はわずか2.6%しかないので、頭で狙うのはやめたほうがいいだろう。ただし、相手としては優秀な成績を残しているので紐候補としては押さえておきたい。
シニスターミニスター産駒と前走かしわ記念組に注目
種牡馬別の成績を見てみると、シニスターミニスター産駒が好成績を残している。これまで8頭出走して【1・1・2・4】と半数が馬券に絡んでいるのだ。
今年のプロキオンSに登録しているメンバーの中で、シニスターミニスター産駒はフルムのみ。そこまで人気にならないからこそ、面白い1頭だといえるだろう。
また、前走別の成績を見てみると、かしわ記念組が好成績を残している。出走頭数自体は少ないが【2・1・0・1】と馬券外に沈んだのは1頭のみ。
今年のプロキオンSには、かしわ記念でメイショウハリオの2着に敗れたタガノビューティーが参戦。勝ち馬であるメイショウハリオはその後の帝王賞で2連覇を飾った。そんな馬にクビ差で敗れたタガノビューティーは、相当実力のある馬だと考えられる。
G3 プロキオンSの勝負買い目はこれだ
【買い目】
三連単1頭軸マルチ相手5頭
軸
⑬タガノビューティー
相手
①ケイアイターコイズ
④ジレトール
⑦ドンフランキー
⑨フルム
⑩リメイク
各100円 合計6,000円
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