【G1 菊花賞2023】京都競馬場過去データの傾向から予想

G1 菊花賞

皐月賞馬とダービー馬が揃った今年の菊花賞

皐月賞馬ソールオリエンスとダービー馬タスティエーラが揃い踏みになった今年の菊花賞。なんと春二冠の馬が共に菊花賞に出走するのは、23年ぶりだという。

タスティエーラ
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この2頭のここまでのクラシックでの成績は完全に五分と五分ということで、菊花賞は世代ナンバーワンを決めるレースになるだろう。

他には古馬相手に新潟記念を勝ったノッキングポイント、札幌記念2着のトップナイフ、トライアルレースを制したサトノグランツなどが登録している。セントライト記念でソールオリエンスを下したレーベンスティールが残念ながら回避となった以外は、出てきてほしいメンバーが順調に集まった。

両トライアルレースからの菊花賞での成績

菊花賞のトライアルレースである神戸新聞杯とセントライト記念。過去10年の前走別成績を見てみると、この2レースをステップにした馬が圧倒的な好成績を残している。

・神戸新聞杯【6・5・4・51】
・セントライト記念【3・3・1・43】

このデータを見てわかる通り、分があるのは神戸新聞杯組だ。特に、神戸新聞杯の最先着馬の過去10年の菊花賞の成績を見てみると、【4・1・3・2】と、信頼度は非常に高い。

対するセントライト記念の最先着馬の菊花賞での成績は【1・1・0・8】と、信頼度自体はそこまで高くはない。

今年菊花賞に登録しているメンバーの中で、セントライト記念最先着馬はソールオリエンス。この馬にとっては、あまり良くないデータだといえるだろう。

ハーツクライ産駒は避けたほうがいい

過去10年の種牡馬別成績を見てみると、菊花賞で買ってはダメな産駒の馬が見えてくる。それがハーツクライ産駒だ。

ハーツクライ産駒は過去10年で【0・0・0・13】と一度も馬券に絡めていない。今年はダノントルネード、ハーツコンチェルトがハーツクライ産駒。特にハーツコンチェルトは、ダービー3着ということで人気をある程度集めそうだが、このデータを見ると買いづらい馬だといえる。

逆に好調なのが、エピファネイア産駒だ。過去10年で【0・2・1・2】と、出走頭数自体は多くないが、半数以上が馬券に絡んでいる。現役時代に菊花賞を制しているからこそ、産駒にも適正が受け継がれていると考えられる。

今年登録しているメンバーの中でエピファネイア産駒は、ウインオーディンのみ。スタートが悪く、これまで目立った成績は残せていないが、長距離レースだからこそスタートが悪くてもそこまで大きな影響は及ぼさない。おいしい穴馬として是非狙ってみたい1頭だ。

G1 菊花賞の勝負買い目はこれだ

【買い目】
三連単1頭軸マルチ相手5頭


⑦タスティエーラ

相手
②ウインオーディン
⑨ノッキングポイント
⑪サトノグランツ
⑭ソールオリエンス
⑰ドゥレッツァ

【3連複鉄板予想】
①トップナイフ
⑦タスティエーラ
⑨ノッキングポイント
⑪サトノグランツ
⑭ソールオリエンス

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