荒れる3歳重賞であるラジオNIKKEI賞
3歳重賞で唯一のハンデ戦であるラジオNIKKEI賞。ハンデ戦らしく、荒れるレースとして知られている。過去10年で三連単の配当が10万円を超えたのが5回もあり、荒れるレースとなっている。
今年は前走で強い勝ち方をしたレーベンスティールが参戦するなど、楽しみなメンバーが揃った。
今年のサウジCを見事制したパンサラッサは、2020年にこのレースで2着に入っている。パンサラッサのようにクラシックには縁のなかった馬の台頭が今年もあるかもしれない。
中穴馬の活躍が目立つレース
荒れることが多いラジオNIKKEI賞。しかし、意外にも二桁人気の馬の激走はそこまで多くはない。過去10年で馬券に絡んだ30頭中、二桁人気の馬はわずか3頭のみ。
大穴馬が馬券に絡むというよりも、7~9番人気の中穴馬が複数絡んで配当が跳ね上がるケースが多い。
特に要注意なのが8番人気馬だ。8番人気馬は過去10年で1番人気馬に引けを取らない活躍をしている。
・1番人気【2・2・0・6】
・2番人気【2・0・1・7】
・3番人気【2・0・0・8】
・8番人気【2・2・0・6】
1番人気も8番人気も過去10年で【2・2・0・6】。配当の旨味を考えると、8番人気馬は押さえておいたほうがいいだろう。
前走は1800m以上を狙おう
1800mという非根幹距離で行われるラジオNIKKEI賞。前走別の成績を見てみると、前走1600m組の成績が良くない。
過去10年の前走別成績は以下の通りだ。
・1600m【0・2・4・31】
・1800m【3・2・1・35】
・2000m【5・4・4・28】
前走1600m組は過去10年で勝利なし、連対率は5.4%、複勝率は16.2%しかない。今年登録しているメンバーの中で、前走1600m組は以下の通り。
・エルトンバローズ
・シルトホルン
・シーウィザード
・ダイシンヤマト
過去の成績を見ると、この4頭は苦しい戦いになるだろう。
最も成績がいい前走2000m組はグラニットのみ。皐月賞で逃げを打って12着と沈んでしまったが、今回は福島の開幕週。前に行く馬が強いレースだからこそ、この馬は外すことはできないだろう。
牡馬中心で買おう
過去10年で馬券に絡んだ馬を見ると、30頭中29頭が牡馬となっている。2016年に2着に入った以外、牝馬は馬券に絡んでいない。
今年はアグラシアドとウヴァロヴァイトといった2頭の牝馬が参戦。特にウヴァロヴァイトは、前走スイートピーSを勝利してここに参戦するということで、上位人気になると予想される。
過去のデータを見ると、2頭の牝馬についてはここでは出番はないのかもしれない。
G3 ラジオNIKKEI賞の勝負買い目はこれだ
【買い目】
三連単マルチ1頭軸相手5頭
軸
②グラニット
相手
④オメガリッチマン
⑩バルサムノート
⑬アイスグリーン
⑭レーベンスティール
⑯マイネルモーント
各100円 合計6,000円
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