新型コロナ関連の給付金の不正受給者が次々摘発 競馬界でも
今回のニュースは新型コロナ関連の給付金を不正受給したとして逮捕者や摘発が頻繁に起こっているというものになります。
新型コロナ関連の給付金はとにかく給付スピードを上げるためにある程度の不正受給が起こる事を盛り込んだ上で素早く行われ、実際に起こった不正受給に対してしっかりと逮捕、摘発を行っているというのは有名な話です。
実際、これまでにも大学生や高校生、東京国税局の職員からマスメディアの社員などその立場を考えれば言語道断である人物までもが不正受給を個人的に、組織的に行っている事が発覚しています。
つい先日にも家族ぐるみで960回も不正な申請を行い、10億円近くもづ生受給を受けたとしてまとめて逮捕。海外に逃亡していた父親もインドネシアで後日逮捕されたというニュースがあったばかりです。
また同年2月には、日本中央競馬会(JRA)のトレーニングセンターで働く調教師の助手や厩務員らに持続化給付金の不正受給の疑いが報じられた。実際はコロナの影響はほとんどなかったという。大阪府の税理士が指南役として関わっており、騎手のほか、調教師などのスタッフ約170人に不正受給の疑いが生じた。いずれも、返還および返還手続きが取られている。一つの業界の中で、これだけ大規模に不正受給が起こってしまうのは問題であると言えるだろう。
引用元:リアルライブ
記事によれば不正受給は競馬界でも見つかっており、トレセンで働く調教師の助手や厩務員、果ては騎手までもが不正受給を受けていた疑いがあるようです。
競馬ファンならご存知の通り新型コロナウイルスによる自粛の嵐の中でも競馬は無観客で毎週欠かさず開催され、ネット投票の一般化も相まって逆に売り上げを伸ばしています。
しかし、その競馬界の内部ではなんと170人もの関係者が不正受給の疑いをかけられており、ここまでの人数になれば組織的としか言えません。
先日も競馬の払戻金と税金の関係についての記事を取り上げましたが、馬券を買っただけでJRAに取り分を取られ、高額払戻を受けてもそこから税金を引かれ、更には競馬関係者が不正受給で更に元は税金である国のお金をだまし取り…となれば、こんな非道な話はないでしょう。
競馬界の不正受給は大阪府の税理士が指南役として関わっていると目されており、いくら返還したと言っても到底納得の行くものではないでしょう。
競馬の世界はその性質上クローズな世界であり、大きなお金も動く事からその闇については昔から取り沙汰されてきましたが、そろそろ一度大きくメスを入れる時が来たのかもしれません。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2022/06/08/kiji/20220607s00004000744000c.html
口コミと評判一覧