【G2】日経新春杯2023無料予想 中京競馬場

G2 日経新春杯

【日経新春杯2023】最軽量ハンデ人気薄の中京巧者がバテない末脚活かし穴馬券を演出か

1月の名物ハンデ重賞「日経新春杯(GⅡ/芝2200m)」が中京競馬場で行われる。一線級の馬が休養する時期に行われるハンデ重賞ということもあり、幅広いクラスの馬が挑戦してくる。

通常は京都で行われるレースだが、京都競馬場の整備工事の影響で、一昨年、昨年に続き3年連続で中京芝2200mでの開催となる。ここ2年は人気薄が馬券圏内に飛び込んできており、特に2021年は7番人気、13番人気、4番人気と大荒れ決着に。

時期的にも馬場の痛みが進んでおり、なおかつハンデ重賞。今年も思わぬ伏兵の激走に注意したい。

年始は速い時計も雨の影響で馬場は悪化の可能性大、狙うはバテないパワータイプ

中京開催は2023年に入り2週目の開催となるが、昨年末の開催のダメージも残っており全体的に内側は傷んだ状態。とはいえ今開催は比較的速い時計が出ており、金杯デーや1月7日土曜の開催時点では内側が踏み固められてか内枠が有利だった。

開催が進んだ1月9日祝日の開催では、少しづつ時計がかかり内の優位性は薄れたが、見た目のダメージほどタフな馬場という訳ではなさそうだ。

ただ今週末は雨が降る予報が出ているので馬場が一気に悪化する可能性がありそう。少なくとも年始のような時計の出る馬場にはならないだろう。

舞台となる中京芝2200mは、4コーナー付近からスタートしてスタンド前の急坂を2回上るタフなコースとして知られている。

また、コーナーはスパイラルカーブを採用しているので、コースロスを避けるためには器用さも重要となってくる。

開催が進んでタフさが求められる馬場になりつつある状況で天気も雨。コース自体がスタミナと器用さを求められるという点からもスピードタイプよりは、パワーとスタミナを備えたバテない末脚を持ったタイプを狙いたい。

また、枠順としても内すぎず、外すぎず競馬がしやすい真ん中あたりの枠番が良さそう。

G2 日経新春杯の予想

◎⑨プリマヴィスタ

前走はGⅢ中日新聞杯で6着。内が有利な馬場状態で17番枠からスタートし、道中外を回りながらも最後までしぶとく伸びて勝ち馬とは0.2秒差と好走した。

今回の舞台の中京芝2200mでは3勝クラス戦でレコード勝ち、2勝クラス戦で時計のかかる不良馬場を2着馬に0.5秒差をつけての快勝と、両極端の馬場で高いパフォーマンスを見せている相性の良いコース。

キレという面では一線級の馬たちに少々見劣る部分はあるが、2000m前後のレースではジワジワ最後までバテない末脚を使えるので、スタミナを要するであろう今回の舞台に非常に合うと見ている。

また、斤量も最軽量の54kgでトップハンデの馬と比較すると5kgもの差がある。調教も馬なりで終いを伸ばす内容で動きも良さそうなので、能力は出せる仕上がりにありそうだ。

鞍上も一発狙ってきそうなM.デムーロ騎手で、競馬しやすそうな9番枠も◯。本命視する。

◯②ヴェルトライゼンデ

ヴェルトライゼンデ
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前走はジャパンカップで勝ち馬と0.1秒差の惜しい3着。中京コースでは2走前にGⅢ鳴尾記念でジェラルディーナを完封しての勝利や、3歳時にGⅡ神戸新聞杯で勝ち馬のコントレイルと0.3秒差の2着がある実績のあるコースだ。

前走のジャパンカップや、鳴尾記念のように一瞬で他馬を置き去りにするキレは現役馬でもトップクラスのものがある。

今回は調教の動きが前走以上で時計も馬なりながらも優秀。上積みを感じるデキといって良さそうだ。

実力や体調面も含め、今回のメンバーでは間違いなく最上位ながらも、やはりトップハンデ59kgと雨の影響で自慢のキレが削がれそうな点は心配。人気もかなり高くなりそうなので対抗評価に。

▲③ロバートソンキー

前走はGⅡオールカマーでジェラルディーナと0.2秒差の2着と好走。比較的上がりがかかるレースで上がり最速を記録することが多く、芝2200mの成績は【2-1-1-0】で複勝率100%。

その中でも中京芝2200mは【1-0-1-0】と相性が良いので、タフ化しつつある今回の舞台適正は間違いなく高い。また、その中京芝2200mでの勝利は雨の不良馬場を大外を回して豪快に差し切って勝利したもので、重馬場適正の高さも魅力。

そしてなんといっても今回は調教が抜群に良く絶好の仕上がり。終い重点の内容ながらも全体時計は前走時を大きく上回っており、併せ馬での反応も良く、乗り込み量も十分。斤量も背負い慣れた57kg。展開次第では、伊藤工真騎手の初重賞制覇まであるかも。

☆⑫プラダリア

近走は体調が思うように整わず、能力を発揮できずに人気を裏切るレースが続いたが、今回は馬体も大きく増やして帰厩したので、調教もしっかり乗れており、全体時計もこの馬なりに優秀、折り合いもついて気配は良好。

3歳時ながらも阪神芝2400mの重馬場でのタフなレースを2着馬に1秒以上離して圧勝していたり、GⅡ青葉賞でも雨上がりの稍重に近い良馬場で直線馬場の中程から力強く抜け出して勝利したりと、状態さえ整えば備えている豊富なスタミナ、パワーをレースで存分に発揮してくれるだろう。

中京ではデビューから2戦、芝2000mに出走しともに2着で勝ち鞍はないものの、坂も左回りも問題ないので、成長した今なら問題なくこなせるはず。人気が読めないところはあるが、体調面と成長力に期待して抑えの筆頭に。


その他、昨年夏に比べ調子も上向いてきている⑭サンレイポケット、馬場が悪化すれば面白い④ハヤヤッコ、雨が心配なものの調教の動きが目立つ①ヤマニンゼスト、相手なりに走れる中京実績豊富な⑧ヴェローナシチーの合計8頭で馬券を組み合わせていきたい。

G2 日経新春杯の勝負買い目はこれだ

単勝…⑨プリマヴィスタ<1点>
複勝…⑨プリマヴィスタ<1点>
馬連…⑨プリマヴィスタ→②③⑫<3点>
3連複1頭軸流し…⑨→①②③④⑧⑫⑭<21点>

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