【G1 ヴィクトリアマイル2023】東京競馬場過去データの傾向から予想

【G1 ヴィクトリアマイル2023】好メンバーが揃った今年のヴィクトリアマイル

前年の覇者ソダシ、大阪杯で惜しくもハナ差2着に泣いたスターズオンアース、去年の牝馬クラシック路線で好走を続けたナミュール、同条件である去年の安田記念を牡馬相手に勝利したソングラインなど、好メンバーが揃った今年のヴィクトリアマイル。

メイケイエールは残念ながら出走を見送ったが、スプリント路線を主戦場にしているナムラクレアなども参戦するなど、楽しみなメンバーが揃った。

2015年には三連単2000万円超えを記録するなど、荒れやすいレースだが今年は有力馬が揃っていることで、堅く収まると予想する。

過去には三連単970万円馬券が飛び出しているNHKマイルC。去年は18番人気カワキタレブリーが3着に入り、三連単は150万の配当がついた。

去年だけではなく、このレースでは二桁人気馬の好走が目立つ。過去10年で二桁人気の馬は7頭も馬券に絡んでいる。2013年は10番人気のマイネルホウオウが勝ち、その翌年は12番人気と17番人気が馬券に絡むなど、二桁人気の馬の一発があるレースでもある。

このレースの予想をするときは、人気だけを見て取捨選択を決めるのではなく、低評価の馬まで広くカバーすることが大事になる。

過去10年のヴィクトリアマイルの人気順の成績を見てみると、2番人気に支持された馬の成績が良くない。1番人気馬が【3・2・0・5】とまずまずの成績を残しているが、2番人気馬は【0・0・1・9】と、過去10年10頭中、3着が1回のみという成績になっている。

2番人気がここまで馬券に絡まないG1は他にないだろう。

そんな中、5番人気馬は【2・0・3・5】と5頭が馬券に絡んでいる。当日は人気をチェックし、2番人気馬の評価を下げ、5番人気馬を買ってみるのも面白いかもしれない。

これまで17回行われてきたヴィクトリアマイル。その中で連覇が2度（13年&14年ヴィルシーナ、15年&16年ストレイトガール）起きている。

ヴィクトリアマイルは、前年好走した馬がリピーターになりやすいレースでもある。

ウオッカ（08年2着、09年優勝）やブエナビスタ（10年優勝、11年2着）、ノームコア（19年優勝、20年3着）など、2年連続で3着内に入った馬は7頭も存在する。

今年のヴィクトリアマイルには、去年の優勝馬ソダシが参戦する。過去のデータに照らし合わせると、ソダシは3着以内に入る確率は高いと言えるだろう。

ヴィクトリアマイルの前走別の成績を見てみると、前走1着馬の成績が悪くなっている。過去17回の前走別成績は以下の通り。

・前走1着【1・4・3・54】
・前走2着【4・4・5・30】
・前走3着【1・1・4・17】
・前走4着【2・2・0・17】
・前走5着【2・0・2・15】

前走を勝ってヴィクトリアマイルに参戦してくる馬は、17回行われた中で1頭しか勝てていない。今年の前走勝利からの参戦は、サウンドビバーチェ・ステラリア・ララクリスティーヌの3頭。3頭とも重賞を制し、満を持しての参戦になるがデータだけで考えると、頭では買いづらい3頭になる。

有力馬の中では、スターズオンアースやナミュール、ナムラクレアが高データが残っている前走2着馬。軸にするのならこの3頭の中から選ぶのがいいだろう。

【買い目】
三連単1頭軸マルチ相手5頭

軸
②スターズオンアース

相手
⑤スタニングローズ
⑥ソングライン
⑦イズジョーノキセキ
⑪ナミュール
⑯ソダシ
各100円　合計6,000円