食肉卸売市場で8420万円横領…「パチンコや競馬に使った」元経理課長は先月病死|讀賣新聞オンライン

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 今回のニュースは宮城県仙台市の仙台市中央食肉卸売市場の元経理課長が横領をしていたことを発表したというものです。

 横領事件は年中あちらこちらで発生していますが、今回のケースは横領を行った元経理課長の男性が既に病死している事でちょっと違う動きを見せそうです。

 そもそも、発覚したきっかけがこの横領を行った男性が病気で欠勤が続き、別な人に業務が引き継がれたためだったようで、この男性が病気をしなかったらまだしばらく発覚しなかったかもしれません。

 同社によると、男性は2003年8月~21年4月、同社の当座預金から計7230万円、肉牛の出荷団体に支払う奨励金の管理口座から計約1189万円を不正に引き出した。男性は約20年間、通帳や印鑑を1人で管理していた。同社の調査に対し、「借金の返済やパチンコ、競馬に使った」と話したという。

引用元:讀賣新聞オンライン

 横領を行った人は口を揃えて言う事ですが、横領した金は借金の返済やギャンブルに使ったとの事です。

 横領を行った男性は経理課長という立場にあり、横領を行う事はかなり簡単な事だったと思われます。横領した金額は発覚している分だけでも9000万円近いとの事で、やりたい放題出来たはずです。

 男性は病気により3月末に退社、5月に病死しているという事で横領された金が戻ってくる可能性は非常に低くなりそうです。出荷団体に支払う奨励金などの金は同社が立て替えて支払ったという事で、同社の被害額はかなりのものとなりました。

 横領は当然罪に問われる犯罪行為ですが、それを簡単に行える状況があるという点に関しては会社側にも責任があるといえるでしょう。

引用元:https://www.yomiuri.co.jp/national/20220609-OYT1T50086/

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