“クラファン”元社員、約2500万円横領 「競馬に使う金ほしくて」|FNNプライムオンライン

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クラファン社員、集まった支援金を横領し逮捕

 今回のニュースはよくある「遊ぶ金欲しさ」による横領事件となります。約2500万円を横領して逮捕されたのはクラウドファンディング会社である「キャンプファイヤー」の元社員です。

 キャンプファイヤーは国内では大手のクラウドファンディング会社です。クラウドファンディングとは商品開発やサービスの立ち上げ、プロ選手になりたい若者などが資金提供を不特定多数にもちかけ、賛同者から資金を集める事の出来るサービスです。

 クラウドファンディングは資金が無い人や企業でも簡単に寄付を募る事が出来、出資者は立ち上げ資金や運用資金を提供する変わりにその商品やサービスを優先的に入手、使用する事が出来たりします。(頓挫する事もままありますが)

 これだけ聞くとちょっと怪しくも感じる人も居るかもしれませんが、海外ではポピュラーな資金調達方法の一つとなっています。

 前述の通りクラウドファンディングは直接現金が動くサービスという事になります。となれば、内部では集めた金を横領される危険性もありますが、今回はまさにその通りのケースです。

警視庁によると、容疑者は、支援金など数百件の送金を行う際に、自らの口座にも振り込んでいて、会社の内部調査で犯行が発覚した。

容疑者は、「競馬に使うお金が欲しくてやった」と容疑を認めている。

引用元:FNNプライムオンライン

 引用元からは容疑者の氏名を割愛してあります。記事によればこの元社員は集まった支援金を資金提供を求める人や企業の口座に送金する役割の立場にあったようで、それを利用してついでに自らの口座にも送金を行っていたとの事です。

 その手口はなんとも単純明快ですが、明らかに金額が合わない気もするので途中までは発覚していなかったのは驚きです。

 とはいえ、内部調査が行われたという事は最終的にはバレ、結果容疑者の逮捕に繋がったようです。調べに対し容疑者は「競馬に使うお金が欲しくてやった」と容疑を認めているとの事です。

 2500万円も非合法に手に入れておきながら、更に競馬をしたいというのはちょっと理解に苦しみますが、ギャンブルは余剰資金で行うのは鉄則でしょう。

引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/373060

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