オーソリティの参戦に注目が集まる今年のエルムS
札幌競馬場を舞台に行われるエルムS。今年は去年の宝塚記念以来となるオーソリティが参戦。1年ぶり&芝をメインにしていた馬ということで、注目度は高くなる。
他には、同距離であるダート1700mを2連勝中のペプチドナイル、その2戦で2,3着ながらどちらも上がり最速を記録したセキフウ、安定感抜群のタイセイサムソンなどがしのぎを削る。
近年のクイーンSでは3歳馬の苦戦が目立つ
ここ10年で3歳馬が11頭、このレースに挑戦してきた。結果は【1・0・0・10】とアエロリットが2017年に勝利した以外は馬券に絡めていない。やはり、この時期の3歳馬と古馬の力というのはまだ大きいと考えられる。
今年は3歳馬が4頭登録。そのうち3頭が重賞ウイナーだが、NHKマイルCを制していたアエロリットほどの実績はなし。ここでの信頼度は落ちるといえるだろう。
前走同距離の馬の成績がいい
札幌競馬場ダート1700mを舞台に行われるエルムS。前走別の成績を見てみると、同距離を走った馬の成績が圧倒的にいい。過去10年の前走別成績は以下の通りだ。
・1400m以下【0・2・0・9】
・1600m【0・0・0・9】
・1700m【8・4・3・47】
・1800m【0・1・2・18】
・1900m【1・2・3・4】
・2000m以上【1・1・2・13】
前走1700m組はここ10年で8勝、2着4回と鉄板と言っていいほどのデータが残っている。今年登録しているメンバーの中で前走1700mを走った馬は以下の6頭。
・アシャカトブ
・セキフウ
・ファルコニア
・ペプチドナイル
・ルコルセール
・ロッシュローブ
この6頭は積極的に狙っていきたいところだ。
逆に成績が悪いのが、前走から距離延長でこのレースを迎える馬だ。距離延長組は【0・2・0・18】と20頭が出走して2頭しか馬券に絡めていない。データだけを見ると、距離延長組は避けたほうがいいかもしれない。
3回に1度のペースで勝ち馬を輩出する4枠
枠順別成績を見てみると、4枠の成績が圧倒的だ。これまで27回行われてきたエルムSだが、4枠については【9・4・2・33】と、3回に1度のペースで勝利している。
逆に成績が悪いのは【1・0・3・22】の1枠。他の枠については、成績に大きな差は見られない。好調の4枠と不調の1枠というのは頭の中に入れておこう。
横山和に要注意!
騎手別成績を見てみると、なかなか結果が出せていないのが吉田隼と池添といったベテランだ。吉田隼が過去10年で【0・0・0・7】、池添が【0・0・0・6】と、このレースを苦手としている。
データを見る限り、この2人は避けたほうがいいだろう。
狙いたいのは横山和だ。過去10年で【1・2・1・3】と半数以上の馬を馬券内に持ってきている。2019年には10番人気の馬で2着に入るなど、このレースとの相性は抜群だ。今年はタイセイサムソンに騎乗。積極的に狙っていきたい1頭だ。
G3 エルムSの勝負買い目はこれだ
【買い目】
三連単1頭軸マルチ相手5頭
軸
⑪タイセイサムソン
相手
①ペイシャエス
③ペプチドナイル
④ワールドタキオン
⑥セキフウ
⑬アシャカトブ
各100円 合計6,000円
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