【G1】菊花賞2022無料予想 阪神競馬場

G1 菊花賞

【菊花賞2022】前哨戦で人気落ち、長距離向きの「速いロングスパート」で三冠最後のタイトルを奪取!

3歳クラシック三冠の最終戦「菊花賞(GⅠ/芝3000m)」が10月23日(日)に行われる。京都競馬場の整備工事の影響により、2021年に続き今年も阪神競馬場が舞台に。

菊花賞は春のクラシックで活躍した馬が好成績を収めているレースながらも、今年はダービー馬も皐月賞馬も不在で、春のクラシック上位馬もアクスビクターモアなどはいるもののごく少数。

夏に成績を残してきた上がり馬が多く、3000mというどの馬にも「未知の距離」でのレースという点もあり、能力の比較や距離適性の判断が難しく、思わぬ伏兵の一発も十分ありそうなメンバー構成となっている。

長距離戦のスローペース、前残りかキレ味勝負か

舞台となる阪神芝3000mは内回りコースを1周半、コーナーを合計6つ回る。「下って上る」を2回繰り返す非常にタフなコースで、言うまでもなくスタミナやパワーが問われる。直線も短いので先行力、もしくは最後の3コーナーからゴールまで長く脚を使えるという要素も好走するには必須だ。

馬場状態としては、阪神開催は今週で3週目。週中、レース当日も天気は晴れ予報で良馬場での開催が予想される。先週も時計が非常に速い馬場だったことを考えると引き続き高速馬場での実施になるだろう。

出走メンバーを見てみると「どうしても逃げたい」というタイプがおらず、どの馬にも未知の距離という点からもペースとしてはスローで流れることが濃厚だ。

これらの条件からも「前の馬が有利」と思いがちのものの、注意したい点としては開幕週から極端な前残りというよりは「中団からの差し馬が活躍している」馬場ではあるということ。

スローペースでの前残りになる可能性は重々あるが、長距離戦ながらも高速馬場と相まってスローだからこそのキレ味勝負にもなりえるので、そのあたりも踏まえて検討していく必要がありそうだ。

◎⑫ヴェローナシチー

ヴェローナシチー
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3走前の京都新聞杯では2着だったものの、それなりに流れたペースを3コーナーあたりから捲り気味にポジションを押し上げゴール手前まで先頭で粘る豊富なスタミナと速いスピードへの対応を見せた。

全8戦中7戦は3着以内と良くも悪くも相手なりに走れるタイプで、前走の神戸新聞杯ではじめて3着内に入れなかったものの、スタートで少しゴチャついて後方からの競馬になったり、3・4コーナーもスムーズさを欠いた中でのものなのでツキがなかったところもあった。

仕上げ的にも7、8割といったところだったようで、今回は調教を見ても叩いた上積みは相当ありそう。最終追いは坂路で4F51秒6の自己ベストを記録しており、陣営も状態は「絶好調」とコメント。

鞍上もリーディングの川田騎手に乗り替わり激走の可能性も十分。前走の敗戦で配当妙味も抜群。本命視。

◯①ガイアフォース

前走は前哨戦のセントライト記念で1着。終始外々を廻りながらも非常に長く良い脚を使って、先行したアスクビクターモアと直線での追い比べを制して勝利した。

見た目以上に豊富なスタミナを感じさせる内容で、かつキレ味や勝負根性も垣間見え、能力の高さを感じさせたパフォーマンスだった。また、2走前の小倉での1勝クラス国東特別では、道中2番手から追走して上がり最速、2着馬に1.1秒差をつけての大勝。

勝ち時計はレコードも記録しており高速馬場への適応も問題なし。先行力あるタイプなので1枠1番という好枠もプラス。距離さえ持てば1発の可能性は非常に高い1頭だろう。

▲⑭アスクビクターモア

3走前の皐月賞で5着、2走前のダービーで3着と今回の出走メンバーの中では春のクラシックで実績最上位の1頭。特にダービーではペースもやや流れ、外差しの展開の中先行して粘りきった点は評価できる。

折り合いにも難はなく、陣営も長い距離は問題なさそうとコメント、急坂のある中山コースで好成績を残している点などからも、阪神芝3000mはこなせそうだ。

前走のセントライト記念では、最後はガイアフォースのキレ味に屈して2着だったが、3ヶ月半の休み明けの影響もありそうで、一度使って状態はさらに上がってきており調教の動きも躍動感が増した。上位人気の中で崩れにくい軸向きの1頭と言える。

☆⑪ドゥラドーレス

前走は札幌での2勝クラス戦、藻岩山特別で1着。道中中団から最後の直線では馬群を縫うように伸びてきて2着馬に0.4秒差の快勝。

稍重の洋芝小回りコースで直線突き抜けて来れている点からも、豊富なスタミナとパワーを感じさせる内容だった。キャリア5戦の中で、東京・阪神・札幌と異なる馬場で全て上がり最速をマークしており終いの脚は毎回しっかりしている点も魅力。

春はスタートや折り合いで上手くいかない面もありクラシック路線に乗れなかったが、馬具の工夫などもありここにきて調教でもコントロール面が上昇。

調教時計も抜群で騎手をはじめ、陣営のコメントからも仕上がりの良さを感じる。道中リラックスして走ることさえできれば、上位人気馬とも十分勝負になりそうだ。


その他、前走神戸新聞杯の1、2、3着馬から⑰ジャスティンパレス⑤ヤマニンゼスト④ボルドグフーシュ、前走新潟記念で3着だった⑯フェーングロッテンの合計8頭で馬券は組み合わせていきたい。

G1 菊花賞の勝負買い目はこれだ

単勝…⑫ヴェローナシチー<1点>
馬連…⑫→①⑪⑭<3点>
3連複1頭軸流し…⑫→①④⑤⑪⑭⑯⑰〈21点〉

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