【G2 ローズS2023】阪神競馬場過去データの傾向から予想

G2 ローズS

3着までに優先出走権が与えられるローズS

秋華賞を占うために大事な一戦になるローズS。3年前には三連単100万円台の配当が飛び出すなど、波乱含みのレースでもある。秋のトライアルレースはどこか堅い印象を持っている人もいるかもしれないが、このレースに関してはそこそこ荒れるレースだといえる。

今年のメンバーを見ると、オークス4着ラヴェルやサンデーRの期待馬ブレイディヴェーグが中心。リバティアイランド一強の3歳牝馬世代ではあるが、ここから彼女の3冠を阻止する馬が現れるかもしれない。

ラヴェル
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オークス最先着馬は好成績を残している

春にクラシックを走った3歳牝馬の秋の始動戦として使われることが多いローズS。オークスから参戦する馬が多い。

その中でも、オークス最先着馬だった馬はローズSで好成績を残している。過去10年でオークス最先着馬だった馬のこのレースでの成績は【4・1・1・4】と、連対率は5割という数字を残している。

今年のメンバーの中でオークス最先着馬はラヴェル。姉ナミュールと同じく、マイルが適正の馬だろう。それでもオークスでは直線バテながらも4着を死守。オークスよりも600m短くなるこのレースなら狙える一頭だ。

前走オークス組以外で買うなら1勝クラス組

前走別成績を見てみると、強いのはオークス組だ。前走オークス組は、過去5年で【4・1・2・13】と3着内率35%という数字が残っている。逆に、前走オークス以外の馬の成績は、【1・4・3・49】と勝率1.8%、連対率8.8%、複勝率14.0%と寂しい結果になっている。

基本的にはオークス組を中心に買い、それ以外の馬はヒモで買うのをおすすめする。オークス組以外をヒモで買うのなら、狙いたいのは前走1勝クラス組だ。前走1勝クラス組は過去10年で【3・4・3・39】と、49頭中10頭が馬券に絡んでいる。多いわけではないが、まずまず買える成績だといえるだろう。

今年のローズSには、前走1勝クラス組が9頭登録している。その中でも、3戦全てで33秒台の上がりを披露したブレイディヴェーグは狙い目の一頭だ。

その上のクラスである2勝クラスは、【0・2・4・25】といい成績を残せていない。これは2勝クラスの馬は1勝クラスの馬よりも一戦多く使っているからこそ、余力が残っていないと考えられる。

上のクラスのレースを勝っているからといって、必ずしも実力が上位なわけではないというのは、頭に中に入れておくことが大事になる。

G2 ローズSの勝負買い目はこれだ

【買い目】
三連単軸1頭マルチ相手5頭


⑦ラヴェル

相手

②ソーダズリング
③レミージュ
④アリスヴェリテ
⑤ブレイディヴェーグ
⑪ココナッツブラウン

各100円 合計6,000円

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