22年度の顕彰馬は「選定馬なし」に決定 アーモンドアイ選定ならず
今回のニュースは22年度の顕彰馬についてとなります。そもそも「顕彰馬」とは1984年に日本中央競馬会30周年記念事業として発足した精度で、中央競馬の発展に多大な貢献があった馬の功績を表彰するいわゆる「殿堂入り」といった意味合いのものです。
以前は顕彰馬先行委員会の審議により顕彰馬が決まっていましたが、2000年からは報道関係者の投票の4分の3以上の票を獲得した馬が顕彰馬に選定される制度となっています。
つまりは、報道関係者の票が割れてしまうと「該当なし」となってしまうという事です。アーモンドアイが今回選定されなかったのもこのシステムが原因でしょう。
この顕彰馬の投票は競走馬登録抹消から1年以上の馬が対象という事で種牡馬なども対象な事から範囲が広く、アーモンドアイも票数的には1位(同票数でキングカメハメハも)だったものの、選定基準の152票には達する事が出来ませんでした。
アーモンドアイは20年ジャパンCで芝G1・9勝のJRA記録を打ち立てて引退、繁殖入り。競走馬登録抹消から1年が経過し、今年から選定対象馬になり、キングカメハメハは昨年、有効投票数203票のうち141票で得票率は69.5%。選定基準である4分の3以上に12票、足りなかった。アーモンドアイの父でキングカメハメハ産駒ロードカナロアは18年に選定済みとなっている。
引用元:スポニチ
キングカメハメハは昨年もやはり票数が足りずに顕彰馬入りを逃しています。名種牡馬としては顕彰入りは誰もが認める所ですが・・・
とはいえ、アーモンドアイもキングカメハメハもこれから先顕彰馬となる可能性は十分ありますので、来年以降に期待といった所です。
というか、報道関係者でなんかこうズルまでは行かなくとも、今年はこの馬にしよう的な空気になならないものなのでしょうか。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2022/06/08/kiji/20220607s00004000744000c.html
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