被害総額23億円 大半を競馬に使ったと供述
今回は久しぶりに横領事件に関するニュースの紹介です。記事によれば大阪市北区にある貨幣処理機大手「グローリー」の子会社で、コインロッカー販売を手掛ける「グローリーサービス」の銀行口座からおよそ3億9千万円を着服したとして経理担当だった男が逮捕されました。
男は平成21年からの13年間で総額23億円を横領していたと見られています。一部については既に時効を迎えていますが、余罪はいくつも付く事でしょう。
グローリーは3月、多田容疑者がサービス社の金庫から売上金を着服したり、預金を不正送金したりする手口で約21億円を横領し、うち約17億円を競馬に使ったと発表。4月に府警に告訴状を提出していた。
引用元:産経新聞
記事によれば4月には告訴状を提出していたとの事で、それを受けての今回の逮捕となったようです。男は大半を競馬に使ったと供述しているそうですが、これほどの額を競馬で使い切ったというのはやや不自然です。
横領事件ではこの手の供述が常套句となっていますが、本当に競馬に使ったかどうかは闇の中です。
しかし、この手の事件を見るたびに、それだけの額を着服されているのに誰も気づかないのだろうか?という疑問を覚えます。経理担当のトップだったとはいえ、大きな会社ほどその辺りの管理はずさんなのかもしれません。
引用元:https://www.sankei.com/article/20220907-5264FYX5VBNGJAIO6LH55WHKFU/
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