【G1】マイルチャンピオンシップ2022無料予想 阪神競馬場

【マイルチャンピオンS2022】舞台適正が抜群に噛合いそうな「タフな馬場での豪快な末脚が魅力の4歳馬」がマイルの頂点へ

春の安田記念と並ぶ秋のマイル王決定戦「マイルチャンピオンS(GⅠ/芝1600m)」が11月20日(日)に行われる。今年も2020年、2021年同様、京都競馬場整備工事のため阪神競馬場での開催となる。

2019年以前の京都での開催も含め、過去10年で10番人気以下の馬が馬券に絡んだことはなく、近年では固い決着が多い。だが、2014年には8番人気のダノンシャークが勝利し3連単の配当は193,290円という小波乱のレースも。他、3連単の配当が4万円以上の年が過去10年で4回あり、毎年ガチガチという訳でもない。

「固い決着のイメージがあるレース」だからこそ出てくる配当妙味のある馬をきっちり狙っていきたい。

阪神開催7週目でAコース最終週、今週も雨予報で馬場もタフ化か

まず舞台となる阪神芝1600mは、バックストレッチ半ばからスタートし阪神外回りの3コーナーと4コーナーをぐるりと回ってゴールを目指すコース。

スタートから4コーナーに至るまではほぼ平坦に近く、残り600メートル標識付近から下り坂が始まり長い直線を迎えるという形状になっており、基本的にペースが緩むことなく速いスピードの持続力が求められる。

ゴール直前には急坂があるので、速いだけでなくタフさも求められるマイラーとしての総合力が問われるコースだ。

また、今週で阪神開催は連続7週目となり、同じく7週に渡って使用してきたAコースは最後の週となる。使い込んできた影響からそろそろ時計も低速化するかなと思いきや、まだまだ先週の土曜日は比較的速い時計が出ていた。

日曜日には午前中から雨が降り、流石に時計は低速化して差し馬が台頭する馬場になったが、例年に比べると速い時計が出る良いコンディションの馬場といえるだろう。

ただ、今週も週末にまた雨が降る予報が出ているので、先週同様タフさが求められる馬場になる可能性もある。

引き続き今週も天候も気にしながらの予想になりそうだが、多少は時計がかかる馬場になることを想定して検討していくことが無難だろう。

ある程度雨もこなし**「時計が多少かかる馬場でこそ末脚を伸ばせるようなタフさも備えた総合力の高いタイプ」**から狙っていきたい。

◎⑪ソウルラッシュ

ソウルラッシュ
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今回のマイルチャンピオンSと同じ舞台である3走前の阪神芝1600mのGⅡマイラーズCでのパフォーマンスを高く評価。

このレースは、降雨の影響で終日稍重となり時計もあまり速くならないタフな馬場だったが、さほど外有利でもない中13番手から大外を回り豪快に伸びて快勝した。

他戦歴からも上がりがそれなりにかかるタフなレースが得意で、今回の条件はまさにピッタリ。2走前のGⅠ安田記念では、全体的にスムーズさを大きく欠く競馬で参考外にできるし、前走のGⅢ富士Sでは勝ち馬のセリフォスと斤量差が3kgある中で0.1秒差の2着なので十分評価できる内容。

いつも調教は動く馬だが、今回はいつも以上の動きを見せており上積みも十分といったところ。陣営も能力の高さを常々強調しており、GⅠ獲りへの勝負気配も高そうなので迷わず本命視。

◯④シュネルマイスター

昨年のマイルチャンピオンSではグランアレグリアと0.1秒差の2着、今年のGⅠ安田記念でも2着と今のマイル界で能力最上位の1頭だ。

今回の調教も含め、最近は3歳時のときほど調教で動かなくなってきているが、それでも安田記念で2着しているようにパワータイプに徐々にシフトしてきている印象。

今回はその「パワーが活きる馬場」でレースが行われることが予想されるので、ある意味昨年以上に条件が合致している可能性も。

前走はGⅠスプリンターズSを使って9着と敗れているが、調整として使われた感もあったし、レース内容も不利があったりと度外視できる。

適条件に戻って実力通りのパフォーマンスさえ発揮できれば、グランアレグリアがいない今、勝利に非常に近い存在の一頭といえるだろう。

▲③ダノンザキッド

昨年のマイルチャンピオンSの3着馬。勝ち馬のグランアレグリアからも0.3秒差と、阪神芝1600mの舞台適正の高さを感じさせるレースを魅せてくれた。

前走のGⅡ毎日王冠では、ゲートを破壊した影響により大外枠からの発走になったが、外差し馬場を先行して3着。

2走前のGⅢ関屋記念では、前残りの展開の中、中団から上がり最速の3着とそれぞれまずまず評価できる内容だった。

今回は持ち前のパワフルな馬体に秘められたパワーを存分に活かせる時計がかかる馬場でのレースというだけでなく、調教時計も非常に速く、状態面も近走の中でトップクラスに良さそう。

主戦の川田騎手が、この馬ではなくダノンスコーピオンのほうに乗る点は気掛かりなものの舞台適正と状態の良さで単穴評価。

☆⑦ジャスティンカフェ

前走はGⅡ毎日王冠で後方から競馬を進め、上がり最速で勝ち馬のサリオスと0.1秒差の2着と好走。

直線最後は距離が少し長かったかなというような負け方で、戦績的にもマイルへの短縮はプラスになるだろう。

2走前のGⅢエプソムCでは、重馬場で上がり最速を記録しており、新馬戦では中京芝1600mの不良馬場を快勝。

タフな馬場で長く良い脚が使えるタイプなので、仮に天気が悪化しても特段問題はなさそうだ。

毎度脚を余すタイプなので、道中のポジションを少しでも前目につけれれば複勝圏内、連対の可能性も十分にある。スタートの上手い福永騎手にも期待。


その他、じっくり乗り込まれ状態面が抜群に良さそうな⑧ロータスランド、前走GⅢ富士Sを快勝した⑩セリフォスに、今年の3歳マイル王⑮ダノンスコーピオン、最後に状態面がイマイチに映るが抑えとして⑤サリオス、合計8頭で馬券を組み合わせていきたい。

G1 マイルチャンピオンシップの勝負買い目はこれだ

単勝…⑪ソウルラッシュ<1点>
複勝…⑪ソウルラッシュ<1点>
馬連…⑪→③④⑦<2点>
ワイド…⑪→⑦⑧<2点>
3連複軸1頭流し…⑪→③④⑦→③④⑤⑦⑧⑩⑮〈18点〉

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