【G1】エリザベス女王杯2022無料予想 阪神競馬場

G1 エリザベス女王杯

【エリザベス女王杯2022】タフな馬場で持ち味活きる5歳牝馬が名手を背に悲願のGⅠタイトル獲得へ

3歳牝馬と古馬牝馬が対決する秋の女王決定戦「エリザベス女王杯(GⅠ/芝2200m)」が11月13日(日)に行われる。今年も秋華賞馬を筆頭に世代上位の3歳馬に、昨年の勝ち馬、3冠牝馬など古馬勢も豪華メンバーが揃った。なお、今年も2020年、2021年同様、京都競馬場整備工事のため阪神競馬場での開催となる。

このレースは上位人気が不振のレースとしてもお馴染み。過去10年で1番人気が1勝、2番人気が1勝と人気馬があまりアテにできない。3歳世代、古馬との実力比較が非常に難しいことを印象付ける結果だけに、今年もこの「世代間の能力比較」が予想の鍵になる。

また、過去10年の勝ち馬の前走は全て重賞レースだった。牝馬の日本最高峰レースだけにどの陣営も勝負仕上げて臨んでくるということで、前走条件クラスやオープン特別に出走していた馬では簡単には通用しないということだろう。

開催6週目で時計も低速化、雨予想でタフさ求められる馬場状態

まず舞台となる阪神芝2200mは、GⅠ宝塚記念でも使用されている阪神内回りコースを約1週するコース。最後の直線は短いので、3コーナーの下りから徐々にペースが速くなりラストスパートが早めに始まることが多い。長くバテない脚が要求されるのは勿論、二度の急坂をこなせる馬力も求められる非常にタフなコースだ。

さらに阪神開催は今週で6週目となり、馬場コンディションもタフ化してきている。引き続き使用するAコースも同じく6週目となるので馬場の内側の痛みも目立ち始めてきており、先週のレースでは脚質こそまだ不問なものの、開催序盤に比べると徐々に時計がかかる馬場に変わってきている。さらに今週は雨の心配もあり、昨年以上に力を要する馬場になる可能性が高そうだ。

また、スタートしてから最初のコーナーまで約530メートルほどあり、好位を狙いたい馬は外枠からでも位置を取りにいけることもあってか、このレースが阪神で行われた直近2年は比較的ペースが流れている。差し馬向きの展開になりやすく、先に挙げた天気、馬場からもタフな消耗戦になりそうなので「牝馬らしからぬタフさ」を持つ馬から狙っていきたい。

ウインマリリン

ウインマリリン
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前走の札幌記念では勝ち馬のジャックドール、2着のパンサラッサに次いで3着と好走。少し渋った洋芝のハイペースという展開の中で3番手から最後までしぶくと脚を伸ばした。

中山2200mのGⅡオールカマー、中山2500mのGⅡ日経賞で勝利しており、昨年の阪神で行われた天皇賞(春)でも5着と好走。タフさを求められるコースで持ち味が活きるタイプで、今回の舞台は非常に条件が合うと見ている。

肘の病気により上手く調整できずに出走したレースも多く、大敗を重ねることもあかったが、今回は非常に順調に調整ができているようで調教の動きも悪くない。年齢的にも適条件でGⅠに挑戦できる機会はもうあと僅か。

陣営も輸送を1週前に早めて栗東で滞在調整を行ったり、名手レーン騎手を鞍上に配し万全の体制でレースに挑もうとしている。勝負度合いの高さからも本命視。

◯④デアリングタクト

今回のメンバー中実績No.1の三冠牝馬。前走はオールカマーで6着とイマイチな結果だったものの、内が有利な馬場を外を回してのものだったり、状態面も休み明けで今一つだったという点からそこまで悲観する必要はなさそう。

2走前には、エリザベス女王杯と同舞台のGⅠ宝塚記念で、牡馬の一線級の馬を相手に直線外から最後までジワジワ脚を伸ばし3着と好走しているのでコース適正としても問題なし

。宝塚記念より馬場状態はタフになりそうだが、スピードを活かすコースよりタフさを求められるコースのほうが実績からも相性が良いのでこの点は好材料。

調教の動きからも前走から確実に状態は上向いているので久々の勝ちまで期待できる一頭。

▲⑭アカイイト

昨年のこのレースの勝ち馬。前走は府中牝馬ステークスで10着と敗れているが、このレースは内を通った馬が上位を占めており、大外をまわした同馬には情状酌量の余地あり

。また、5ヶ月の休養明けで馬体重も16kg増えていたという点からもこのレースは叩き台で、あくまでも目標はエリザベス女王杯という内容だった。

昨年のエリザベス女王杯は展開がハマった面もあるとはいえ、後続を突き放す非常に強い勝ち方だったし、馬場がタフ化してきている今の阪神コースへの適正は非常に高い。

リピーターが強いレースでもあるし、雨によって馬場が悪くなればさらに評価もできそう。

☆⑤マジカルラグーン

今年のアイリッシュダービーの勝ち馬。そのアイリッシュダービーでは、2番手から競馬を進め、最後までジワジワと脚を伸ばし快勝。

馬格からもタフなコースで持ち味が活きるタイプで、雨も予想される今年のエリザベス女王杯では台風の目になりえる存在と見ている。スノーフェアリーのような激走も十分ありえると見て穴評価。


その他、秋華賞1、2着馬の⑩スタニングローズ、⑪ナミュールに、前走府中牝馬ステークス勝ち馬の⑦イズジョーノキセキ、タフな馬場での末脚が光る大穴⑫ルビーカサブランカの合計8頭で馬券を組み合わせていきたい。

G1 エリザベス女王杯の勝負買い目はこれだ

単勝…⑬ウインマリリン<1点>
複勝…⑬ウインマリリン<1点>
馬連…⑬→④⑤⑭<2点>
3連複軸1頭流し…⑬→④⑤⑭→④⑤⑦⑩⑪⑫⑭〈15点〉

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